2012/11/14

Festival #4 Eclipse Day

今回のオーストラリアでの皆既日食は早朝。夜明け前に日食観測ポイントへ行きます。
みんなウキウキわくわく、日食を待ちます。
私たちの近くに人の声で音楽を奏でる人たちがいて、すごい素敵でした。
雲一つない青空に、太陽が月と重なりあってのぼってきました。
陽が昇ってきたところからずっと日食を楽しむのは、朝日の日食で、前回のトルコとはまた違った雰囲気。
そして、待ち望んだその瞬間。

やっぱり太陽と月と地球が織りなす宇宙の神秘、皆既日食は美しかった。
観た瞬間にあまりの美しさに涙が出そうになるほどの感動を与えてくれる。
トルコの時はあまりにも興奮して、あまりにも美しさに目を奪われすぎていたけど、今回はもう少し冷静に細部まで観れた気がする。太陽と月が重なる瞬間、その空、ダイアモンドリングになる直前の空。

トルコの皆既日食では、太陽と月にも感動したけど、頭上の空いっぱい月の影が広がり、地平線が360度夕焼け空になっている不思議な空にも感動した。そして、その日は日食の夕焼けと、通常通りに陽が沈むときの夕焼けと1日で2回夕焼けをみたことにも感動した。

今回は朝日の直後の日食で、太陽が月の影に隠れて再度でてくる瞬間太陽はダイアモンドリングと呼ばれる美しい輪ときらめきを見せるのだけど、その時の空が一瞬だけど、太陽が昇ってくるときの朝焼けのような空になるのを見た。しかも、通常とは違う地平線に対して垂直の朝焼けの空。空の右半分が朝で左半分が夜、という空。やっぱり不思議な空。そして、前回とはまた違う空。

皆既日食って、見た回数だけ違う空があるんだなぁ。

そして、日食を見た回数だけ、違うストーリがある。

今回、何人も友達がこのフェス会場に来ていたのだけど、広い会場で会うことのできた友達は数名。さらに、日食の直前に会うことのできた友達は、トルコのときに出会った旅の仲間。トルコの日食で出会った2人はその後つきあい、そして今回日食を見ながらプロポーズ!出会いからプロポーズまで立ち会えて、友達として最高の思い出をもらいました。
前回、私が日食から受け取ったのは「愛と感謝」でした。(詳しくはこちら) 

今回、私が日食から感じたのは「今ここにある現実」。

それは、日食の間、心配そうにしがみつきながら私の膝に座っていた私のムスメ。3歳のムスメは、本能なのか何かいつもと違うことが起きるというのを感じるようで、日食を楽しむどころではなく、とても不安がって、私にべったりとくっついていました。うちに帰りたいと騒ぐムスメを抱っこしてなだめていたので、日食を見るので精いっぱい(で、写真がありません。でも)夢を追い求めると叶えることができるという達成感。旅しているということ。私の状況や心境。厳しいものも、幸せなものも、全部私の現実だということ。他の誰のものでもない私のものだということ。過去に縛られることもなく、未来に囚われることもない、今この瞬間が、私の現実だということ。私の美しい現実だということ。

皆既日食 in オーストラリア。今回も素敵な日食をありがとう。素敵な旅をありがとう。今度はムスメと新しいパートナーと見に行くわ。 次の日食までの新しいストーリーが、また始まりました。

前の日のニッキ
次の日のニッキ
オーストラリアの旅ニッキの目次


 にほんブログ村 子育てブログ ハーフの子へ  にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ